【医師パパが解説】ベビークリームの選び方【赤ちゃんの肌を守ろう】

こんにちは、タツパパです。

お悩みパパ

赤ちゃんの肌って乾燥しやすいからベビークリーム塗るように勧められてるけど、実際のところどのクリームがいいのかな?

タツパパ

ベビークリームって色んなタイプのものがあるから悩んじゃうよね。
ベビークリームを比較してみてどれが自分の子どもにとっていいのか一緒に考えていこう。

この記事を書いている僕は現在、3歳&1歳の男の子2児のパパです。いつもお風呂上がりには子どもたちにベビークリームを塗るのが僕の日課です。

赤ちゃんの肌って大人に比べて水分が豊富といわれていますよね。
でも、乾燥しやすいのでしっかりと保湿を行うことが大切です。

そんな保湿のために使うのが「ベビークリーム」。

乾燥しやすい冬場だけでなく、デリケートな肌の赤ちゃんは一年中保湿してあげることが肝心です。
でも、色んなメーカーやブランドからベビークリームは発売されていて、どれにしようか悩んでしまいますよね。

本記事では、ベビークリームの選び方についてまとめています。

この記事を読んで、お子さんにとって最適なベビークリームを選んで、赤ちゃんのすべすべ肌をキープしてあげられるようにしましょう。

目次

ベビークリームを選ぶときの5つの重要ポイント

赤ちゃんの寝顔

ベビークリームを選ぶ際のポイントは次の通りです。

・成分で選ぶ(保湿剤、添加物)
・塗る部位で選ぶ
・匂いで選ぶ
・容器で選ぶ
・コスパで選ぶ

具体的に見ていきましょう。

成分で選ぶ(保湿剤、添加物)

やっぱりベビークリームを選ぶ上で、一番大切なのは、『成分』です。

成分の中でもさらに分けると、「乾燥向け」なのか「あせもや肌荒れ、おむつかぶれ向け」なのかの大きく2つに分けられます。

乾燥向け

乾燥向けのベビークリームの保湿成分にはヒアルロン酸やセラミドなどの保湿成分が配合されています。

他には、シアバターやホホバオイル、オリーブオイルなどの植物由来成分も保湿力が高く、これらのものが配合されているものがおすすめです。

冬場はどうしても乾燥しやすくなるので、保湿成分が含まれるベビークリームがいいでしょう。

あせもや肌荒れ、おむつかぶれ向け

一方、あせもや肌荒れ、おむつかぶれがあるお子さんには、ヘパリン類似物質やグリチルリチン酸ジカリウム、アラントインといった物質が配合されたベビークリームがおすすめです。

ただ、あまりにもあせもや肌荒れがひどい場合は病院へ受診し、きちんと処方、治療してもらうことが重要です。

塗る部位で選ぶ

赤ちゃんの寝顔

ベビークリームによってはおすすめの塗布部位が書かれているものもありますので、塗る部位でベビークリームを選ぶというのも選択肢の一つです。

顔や頭に塗るなら「顔用」や「頭皮用」がおすすめ。

顔は皮膚が薄くなっているので、デリケートな赤ちゃんのお肌の中でも特に注意したほうが良いでしょう。

そして、顔用ベビークリームは皮膚の薄い顔に特化して作られたもので、より肌への刺激は少なくなっているので、お肌を傷める心配も少ないでしょう。

背中やお腹、手足など広範囲に保湿したい場合は「全身用」がおすすめ

顔だけでなく、体幹部や手足も保湿は必要です。

広範囲に塗る必要がありますので、大容量のものの方が頻繁に買い替えなくて済むので便利です。

また、肌がそれほど弱くないお子さんなら顔まで全身用で塗ることもできると思いますが、顔に塗ると匂いを感じやすくなるので、無香料のものを選ぶようにしましょう。

おむつかぶれが気になる場合は「お尻用」

おむつかぶれがひどくて悩んでいる場合は「お尻用」がおすすめです。デリケートな部分にも使えるので安心して使うことができます。でも、おむつかぶれがひどくなった場合には早めに医師に相談しましょうね。

匂いで選ぶ

ベビークリームには無香料のものもあれば、香り付きのものもあります。

顔まわりはどうしても匂いを感じやすいので、わずかな香りであっても嫌がるお子さんはいます。

香り付きでも良いですが、顔に塗るベビークリームについては無香料を選ぶのが無難でしょう。

容器で選ぶ

ベビークリームの容器タイプも使うシーンにあった容器のタイプを選びましょう。

ボトル型

ボトル型は容器の形状がしっかりしているので、誤ってクリームが出てしまうなんてことも少ない点では安心です。また、容量が多いものも多いので、全身にしっかり塗りたい人にはおすすめです。その分、持ち運びにはやや不便かもしれません。

チューブ型

お出かけに持ち歩きたい場合や、手足や顔をこまめに塗りたい時には少量ずつ出せるチューブ型が便利です。

持ち運びと使いやすさがいいのがチューブ型の特徴です。

ポンプ型

ボトル型やチューブ型では多めに出ちゃうなんてこともありますが、その点、ノズル上部を押すと一定量のクリームが出るポンプ型では出しすぎるという心配はありません。

また、押すだけでクリームが出るので、蓋を開け閉めするような手間もない点で便利です。

一方デメリットとしては、持ち運びにはあまり向いていない形状だということです。

ジャー型

容量の大きいものが多く、ボトル型同様にしっかり使いたい方におすすめです。また、コスパの良いベビークリームが多いのも特徴です。

蓋さえ開けておけば使えるという便利さがある一方で、毎回開けないといけないという点や子どもが触って倒してしまってクリームがこぼれる可能性がある点がデメリットです。

コスパで選ぶ

ベビークリームは日々使うものだからコスパも気になりますよね。全身に塗るのはコスパの良い大容量タイプにして、敏感な顔周りは値段は高くてもお子さんに合ったものを使うなど使い分けることが大切です。

【まとめ】お子さんに合ったベストなベビークリームを使おう。

以上、今回はベビークリームの選び方についてまとめました。

いろんな成分や容器、容量のものがありますが、それぞれのお子さんのお肌や塗る場所などに合わせて最適なベビークリームを使いましょう。

タツパパ

今回は以上になります。最後までご覧いただきありがとうございました。

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この記事を書いた人

地方で勤務医として診療に励む一方、2児のパパ、大学院生としても奮闘中の30代前半の外科系医者パパ。僕自身が考える育児・夫婦論や、やってよかった育児や仕事に役立つ情報を中心に発信しています。また、ふるさと納税や株式投資についてもときどき発信しています。このブログが育児のことで悩んでいる誰かのヒントになれば幸いです。

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