こんにちは、3人の子どもたちと共に成長中のタツパパです。
今年に入ってから紙の書籍を読む機会がぐんと増えました。
というのも、子どもたちと図書館に行く機会が増え、一緒に僕も本を借りるようになったからです。
2024年はどんな本を読んだかなと振り返ってみると、真剣に読んだのは所属する学会の学会誌や論文、診療・手術に関する専門書がほとんど。
仕事に関する知識は確かに増え、新しい知見も得られました。 それ自体は間違いなく大切なことですが、「医師ではない自分」が成長できたかというと、正直あまり実感がないんです。
これからさらに成長していくためには、「知識」や「経験」を意識的に取りにいく必要があると思うようになりました。
読書習慣の第一歩は「週1冊」から|年間50冊を目指す理由

そこで、今年の目標の一つとして「年間50冊以上の書籍を読む」ことを掲げました。
年間50冊なら、週平均で約1冊。
これならなんとか読めそうだと思って設定したのですが、実際にはギリギリで達成しているような状況です。

とはいえ、ギリギリ達成しているのには理由があります。
それは「読書ノート」を作りながら読んでいるからです。
以前は本を読んでも読みっぱなしで、得た知識や感じたことはすぐに忘れてしまっていました。
「この本、面白かったな」といった曖昧な印象しか残らず、読書が単なるエンタメと化していたのです。
日本人は読書しなくなっているらしい

文化庁の調査によると、令和5年の時点で16歳以上の日本人のうち、1ヶ月に1冊も本を読まない人は6割を超えています。
5年前は5割弱だったため、ここ数年で15ポイント近く読書離れが進んでいるようです。
スマホがあれば電子書籍も読めますが、ゲームやSNSでいくらでも時間をつぶせる時代。
一方、紙の書籍を持ち歩くのも大変ですし、読書習慣がなくなるのも無理はないのかもしれません。
でも、だからこそ今「読む人」と「読まない人」で、得られる情報の差が生まれるんじゃないかと思うんです。
去年までほとんど読書してなかった僕が言うのもなんですが。
ちなみに、子どもの読書量ってどのくらいなのか気になる方もいるかと思います。
下のページにまとめていますので、よかったら読んでみてください。

紙派?デジタル派? 僕は断然「紙派」です

読書スタイルにはアナログ(紙)派とデジタル(電子)派がありますが、僕は断然アナログ派です。
その理由は以下の通りです。
・スマホは文字が小さくて読みにくいし、タブレットも重くて疲れる
・電子書籍リーダーは専用機器なので購入費用がかかるし、他の用途では使えない
・電子書籍サブスクだと途中で読むのをやめやすく、重要なポイントを逃すことも
・紙の質感が心地よく、記憶にも残りやすい
・前のページに戻りやすく、付箋やメモも自由
・本屋や図書館で「これ読んでみようかな」という偶然の出会いが好き
こんな理由から僕は紙派ですが、今後なにかのきっかけでデジタル派になる日が来るかもしれません。
読書習慣が続かない人へ|5つの工夫で読書習慣を定着させる方法

「さあ読むぞ!」と思っても、すぐに集中して読書に入るのは難しいものです。
僕自身、こんな課題がありました
- 読書の時間が確保できない
- スマホやタブレットでは誘惑も多い
- 読む目的がはっきりしない
- 集中力が続かない
- 他の用事が気になって読書に集中できない
以下の方法でこれらのハードルを少しずつ越えていくことで、読書習慣が定着してきました。
1. 読書時間を固定
年間50冊を目指すには、1冊200ページと仮定しても1日30ページ程度のペースが必要です。
僕は、子どもたちの寝かしつけが終わった後の時間を「読書タイム」に決めました。
21時以降は比較的自分の時間が取れるため、1〜2時間ほどのまとまった時間でしっかり読めます。
2. 紙の書籍で読む
僕が「紙派」なのは先に書いた通りですが、読書を習慣とするためにも紙の方がいいかなと思います。
その理由は、スマホやタブレットだといろいろと通知が来たり、気になることが出てきたりするとスマホだとすぐ脱線してしまうからです。
読書に集中するためには、やっぱり紙の本が最強でした。
3. 小さな目的を持って読む

「なぜ読むのか?」という問いに、小さくても明確な答えがあると集中できます。
僕の場合は「漠然と人生を過ごすのではなく、能動的に成長していきたい」から。
ちょっと抽象的ですが、読書が成長の一歩になると信じています。
4. 慣れるまで続ける
最初は数ページで眠くなったり、読むのがしんどかったりしました。
でも続けることで徐々に集中力がついてきました。
こればかりは継続していくしか解決策はないかもしれませんが、やっぱり「慣れ」は大事ですね。
5. やるべきことを片付けてから読む
家事や育児があると、読書の時間を作るのが難しいです。
だからこそ、やるべきことを終わらせてから本を手に取るようにしています。
読書は“ごほうび”のような感覚で取り組むのがちょうどいいのかもしれません。
そもそも「読みたい本がない」ときの対処法|本探しのヒント3選

読書習慣が定着してくると、新しい本を次々と読みたくなりますよね。
とはいえ、いつもジャンルやテーマも決まっていて「これが読みたい!」という本が見つかるとは限りません。
そんな時に、
- 書店や図書館の「新刊コーナー」をチェックする
- 芥川賞や直木賞など、話題の受賞作を読んでみる
- Amazonや楽天ブックスのジャンル別ランキングを見る
上記のような方法で“読みたい本”を探すのは王道の方法ですが、今回は僕がよくやっている「本との出会い方」を3つ紹介します。
1. 周囲の人におすすめを聞いてみる

家族や友人、職場の同僚に「最近読んでよかった本ある?」と聞いてみるだけで、意外な良書に出会えることがあります。
特に家族や親しい友人の場合は自分と価値観が近いことも多いので、満足度も高いです。
2. SNSやブログで読書アカウントをフォローする
X(旧Twitter)やInstagramには、読書好きが集まるアカウントや書評アカウントがたくさんあります。
感想や紹介を見ているだけでも「これ読んでみたい!」という本が見つかりますよ。
3. タイトルや表紙で“直感的に選ぶ”
本屋や図書館をふらっと歩きながら、「なんとなく気になる」という一冊を手に取ってみるのも立派な選び方。
個人的にはこの“直感選び”が一番お気に入りです。
読み始めて「ちょっと違うな」と思うこともありますが、それでも何かしらの気づきや学びがあります。
完璧な一冊にこだわるよりも、「ピンときたから読んでみる」というくらいのスタンスが、読書のハードルを下げるコツかもしれません。
まとめ|読書は最高の自己投資|人生を豊かにする習慣に

読書が習慣になってきて、仕事以外のジャンルの本も少しずつ読むようになってきました。
今後はさらに視野を広げ、思考力や語彙力、表現力など、自分の「内面の資産」を積み上げていきたいと考えています。
1冊の本から得た学びをメモに残し、「ここの言い回しいいな」と感じた表現をストックしていけば、自分だけの知識の宝庫ができあがっていきます。
本は人生の選択肢を広げてくれる存在。
これからも“読書という自己投資”を、僕は続けていきたいと思います。
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