赤ちゃんに枕は必要ないの?枕を使う理由と選ぶときのポイントは?

こんにちは、3歳と1歳の息子たちともに成長を続けるタツパパです。

お悩みパパ

パパママは枕を使っているけど子どもには枕いらないのかな?
使うんだったら何歳くらいからどんなものを使えばいいのかな?

タツパパ

子どもっていつ頃から枕を使い始めたのかって自分自身もあんまり覚えてないし、そもそも必要なのかわかんないよね。
子どもと枕の関係について一緒に見ていこう。

皆さんは枕って使っていますか?ほとんどの方は使っているんじゃないでしょうか?
でも、何歳ごろから使い始めたのかとかってはっきり覚えていませんよね?

普段寝ている枕と違って、旅行先のホテルの枕だと眠りにくかったりするように、枕って睡眠に深く関わるアイテムです。
そんな枕について今回はお話しして行きます。

具体的には今回の記事では、

・赤ちゃんの枕の必要性
・枕選びのポイント
・子どもの枕の使用開始年齢

について解説しています。

お子さんに枕を使わせようかどうか悩んでいるパパさん、ママさんはぜひ最後までご覧ください。

目次

そもそも赤ちゃんに枕が必要なの?

赤ちゃんや子どもに枕は必要になのでしょうか?

枕デビューの年齢や枕の役割について見ていきましょう。

新生児の時は枕はいらない

新生児の時は枕はいらないとされています。

むしろ、柔らかい枕や高さのある枕を使用することで窒息の危険があります。

新生児に枕がいらない理由は?

赤ちゃんに枕がいらない理由は背骨の形にあります。

赤ちゃんの時は背骨の形がC字型ですが、成長するにつれて変化していき、大人になるとS字型になります。

S字カーブを描いていると、仰向けになった時に首の下には隙間ができるので、その隙間を埋めて首を支えるために大人では枕が必要になります。

一方、C字型の背骨の赤ちゃんにはまだ枕は必要ないとされています。

赤ちゃんが枕を使う理由

とはいってもネットやお店では赤ちゃん用の枕はいっぱいあります。

その理由について確認しておきましょう。

絶壁や頭の形、向き癖を直したい

生まれたばかりの新生児期は1日のほとんどを寝て過ごしますよね。
ですので、寝る向きの癖によって一部分だけに圧力がかかることもあります。

また、生まれつき頭の形が変形していることもあります。

こういった場合は首が座るようになったり寝返りを打つようになると次第に元に戻ってくるので心配はいりません。
ただ、気になる場合には枕を使うこともあります。

後頭部のハゲを防ぐ

後頭部のハゲも気になりますよね。

首を動かせるようになると擦れてしまうことでハゲてしまいます。

ずり這いやハイハイをし始めて仰向けになる頻度が減ってくるとハゲも元に戻って気にならなくなることがほとんどです。

吐き戻しを防ぐ

赤ちゃんは胃の形や機能が未発達なので、ミルクなどを吐き戻しやすいです。
また、ゲップをせずに寝てしまったり、いっぱい飲んだ場合にも吐き戻す可能性があります。

吐き戻し自体は吐いた後も機嫌良く過ごせていれば問題ありませんが、吐いたものが口の中に残ったままになると窒息する可能性があり危険です。

枕を使うことで傾斜をつけて窒息を防げる可能性があります。
また、枕を使用しない場合は横向きに寝かせるよう気をつけましょう。

枕を選ぶときのポイントは?

では、枕を使うとなった場合どんな枕がいいのでしょうか?

枕を選ぶときのポイントについて見ていきましょう。

目的に応じて選ぶ

先ほど赤ちゃんの枕を使う理由について確認しましたが、それぞれの理由によって適している枕の形は異なります。

  • ドーナツ型:絶壁や頭の形を整えたい、後頭部のハゲを防ぐ
  • くぼみ型:向き癖を直したい
  • 傾斜型:吐き戻しを防ぐ

ドーナツ型

くぼみ型

傾斜型

それぞれの目的に応じて適した枕は違ってきます。
お子さんの悩みからどのタイプの枕が良いのか決めましょう。

また、いずれのタイプの枕であっても、高すぎない枕が重要です。
なぜなら、枕が高すぎると首への負担になること、窒息の危険があるため、注意が必要です。

素材で選ぶ

枕の素材はさまざまなものがあり、ベビー枕の素材には次のようなものが使用されることが多いです。

・ウレタンフォーム
・ポリエステルわた
・ジェルトロン

では、それぞれの特徴について詳しく見ていきましょう。

ウレタンフォーム

首や頭の重さで適度に沈み込むためフィット感があります。
また、反発力もあるため、寝返りもしやすいという特徴があります。

一方、しっかり密着することで通気性が悪い点や、丸洗はできない点にデメリットがあることには注意です。

ポリエステルわた

柔らかいのが特徴で、丸洗できて清潔に保てます。
また、密着感が少ないため、熱がこもりにくいので、寝汗が気になる場合におすすめです。

ジェルトロン

ジェルトロンはグミのような感触の素材です。
絶壁対策としてはおすすめです。

また、構造上空洞があるので通気性もよく、丸洗いもできるため衛生的にも良いです。

年齢で選ぶ

製品によって対象月齢は違ってきます。

購入する際にはお子さんに適した月齢なのか、何時ごろまで使えるのかをチェックしましょう。

機能で選ぶ

素材や対象月齢だけでなく、機能も重要です。

具体的には通気性の有無や、夏でも使いやすい冷感素材のあるものなのかなどもしましょう。

また、枕のカバーについても注意が必要です。
赤ちゃんの肌はデリケートなので、オーガニックコットンを使用したものがおすすめです。

大きくなってからは何歳ごろから枕をしっかり使い始めたらいいの?

赤ちゃんの時期は頭の形の向きや吐き戻しなどの対策として枕を使うことはあっても、大きくなってからはちゃんと枕を使い始めるのは何歳ごろからなのでしょうか?

子どもの成長に応じて枕を使い始める

赤ちゃんの時は背骨の形がC字型ですが、成長するにつれて変化していき、大人になるとS字型になっていくとお話ししました。そして、子どもはその変化の途中になります。
ですので、子どもの背骨がS字型に発達してきたタイミングがベストで、およそ8歳ごろが目安といわれています。

どのようなタイプの枕がいいのか?

子ども用枕は基本的に大人と同じような形状の枕で良いとされています。
ただ、寝返りが多いお子さんであれば、抱き枕タイプもおすすめです。

腕枕はしてもいいの?

「枕」と名前がつくものに、腕枕もありますが、果たして腕枕はやってもいいものなのでしょうか?

特に腕枕をしてもいい時期は決まっていない

腕枕を始めてもいい時期は特に決まっていません。

ただ、首がすわっていない新生児の頃だと、頭の位置が不安定になってしまい、赤ちゃんにとっては快適な姿勢ではないかもしれません。

腕枕のメリットとデメリット

腕枕をすることに対するメリット・デメリットは次の通りです。

メリット

子どもとのスキンシップができる
子どもが安心感を持てる
そのまま授乳がしやすい

デメリット

窒息の危険性
赤ちゃんにとって無理な姿勢になっている可能性がある
パパ・ママの腕の疲労

メリット・デメリットをそれぞれ理解した上で腕枕は行いましょう。

腕枕の注意点

では、実際に腕枕をする時にはどのようなことに注意すれば良いのでしょうか?

赤ちゃんが寝たら腕を外す

腕を外すことでパパママの腕の負担が減らせます。

また、無理な姿勢で寝ることを防げるので、赤ちゃんの睡眠の質も低下させずにすみます。

赤ちゃんの様子を確認する

腕枕をしていて起こることで一番怖いのは窒息です。

赤ちゃんが苦しそうでないかとか、呼吸の状態には十分注意しましょう。

【まとめ】子どもに合う枕を選びましょう

以上、今回は子どもの枕についてまとめました。

必ずしも赤ちゃんにとっては枕は必要ありませんが、頭の形や、吐き戻しなどが気になる場合は使ってみるのもアリかもしれません。

また、これから使ってみたいなという方は今回の記事を参考に枕選びを考えてもらえると幸いです。

タツパパ

今回は以上になります。最後までご覧いただきありがとうございました。

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この記事を書いた人

地方で勤務医として診療に励む一方、2児のパパ、大学院生としても奮闘中の30代前半の外科系医者パパ。僕自身が考える育児・夫婦論や、やってよかった育児や仕事に役立つ情報を中心に発信しています。また、ふるさと納税や株式投資についてもときどき発信しています。このブログが育児のことで悩んでいる誰かのヒントになれば幸いです。

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