こんにちは、4歳&2歳の2人の息子たちと共に成長するタツパパです。
ジュートプランターを使ったガーデニングとか家庭菜園っておしゃれだけどうまくいくの?
そんな疑問にお答えします。
- 本記事の内容
・ジュートプランターのメリット・デメリット
・僕がジュートプランター栽培を失敗するまで
・なんでジュートプランターでの栽培が失敗したのか?
・ジュートプランター栽培を成功させるコツ
・ジュートプランター栽培 Q&A
家庭菜園やガーデニングを行うときって庭などに直接植える地植えもしくはプラスチックのプランターを使ったプランター栽培が一般的ですよね。
でも、
お庭やベランダでの園芸をもっとおしゃれにしてみたい!
そんなこと思ったことありませんか?
僕もそう思って、探し回ってたどり着いたのが麻(ジュート)を使ったプランターでのガーデニングでした。
麻でできたかごや袋はセリアなどでも販売されていて比較的簡単に手に入るので、実際にジュートプランターを早速作ってみることにしました。
でも、結論からいうとうまくいかなかったんです。
今回は、ジュートプランター作りの失敗談をまとめた記事です。
ジュートプランターに興味があるんだけどどうしたらいいのか知りたい方、ジュートプランターでのガーデニングを成功させたい人はぜひ最後まで読んでみてください。
ジュートプランターのメリット・デメリット
ジュートプランターのメリットとデメリットは次の通りです。
ジュートプランターのメリット1:見た目がおしゃれ
特にガーデニングに当てはまると思いますが、見た目ってけっこう大事です。
なので、せっかくかわいくて綺麗な花を買ってきても箱(プランター)がイマイチだとパッとしませんよね。
その点ジュートバッグを使うと植物だけでなく足元もおしゃれになるので、より全体としてのバランスも良くなります。
ジュートプランターのメリット2:形やサイズがたくさんある
袋型のものもあればトートバッグ型、箱型のものなど形はさまざまです。
また、サイズも大小選べるので、育てたい植物の種類や数などによって使い分けることができるというのは便利です。
ジュートプランターのメリット3:プランター自体の廃棄がかさばらなくて楽
プラスチック製の箱型のプランターって立体的な構造ですし、サイズによっては数十センチの幅にもなるので、廃棄の時が大変になります。
一方、ジュートプランターの場合は立体構造でも素材自体が柔らかいですし、ジュートバッグを使ったプランターなら袋をたためばかなり小さくなるので楽ですよ。
ジュートプランターのメリット4:意外と簡単に手に入る
プランターはホームセンターだけでなく、ダイソーなどでも販売されていて比較的手に入りやすいですよね。
でも、ジュートプランターもけっこう簡単に手に入ります。
僕が使ったのはセリアで売っていた野菜ストッカーを代用して作ってみました。
一方、ジュートプランターのデメリットは次のようなことが挙げられます。
ジュートプランターのデメリット1:水の管理が難しい
内側にポリプロピレンなどのビニールで保護されているものとされていないものがあります。
でも、保護されていてもいなくても管理が難しいんです。
まず保護されていると排水のための穴を底に開ける必要があります。
開けること自体はキリなどで押し開けたり、はさみで切って開けるだけでも十分ですが、実際にどのくらいの穴を開ければいいのかというのが難しいんです。
開けなさすぎると水が溜まりすぎるし、開けすぎると排水性が良くなりすぎるからです。
一方、保護されていないものだとあらゆるところから水が漏れていきます。
編み目の細かさにもよるのかもしれませんが、水をまいてもすぐに水が出ていってしまいました。
ジュートプランターのデメリット2:土が漏れる
内側が保護されていないものだと、水やりと一緒に細かい土も漏れてきてしまっていました。
ということは、土壌中の栄養分も一緒に流れ出ているということです。
また、土が漏れるとベランダなどでの栽培の場合は床が汚れる原因にもなりますよね。
ジュートプランターのデメリット3:衛生的ではない
上の写真は内側が保護されていないジュートプランターで栽培する前後の状態ですが、植え初めの頃と比べて栽培後は袋全体が黒ずんでいますよね。
こんな感じでカビが生えてしまったわけです。
植物でできた袋に定期的に水やりをして湿った環境にしておけばカビが生えるのも仕方がないですよね。
また、ジュート自体が天然素材なので、紫外線や雨などに晒されることで、次第に劣化してきます。
ジュートプランターを秋頃まで放置していたら底が抜けてしまいました。
直接土を入れて栽培する場合は1シーズンごとの買い替えが衛生面、機能面から良いでしょう。
僕がジュートプランター栽培を失敗するまで
次に僕がジュートプランター栽培を失敗するまでの環境・過程をまとめると次の通りです。
ジュートプランター栽培の環境
こんな状態で栽培を始めました。
ジュートプランター栽培と同じ時期に普通のプランターでも栽培を行いましたが、特に違いはなく栽培しました。
植え付けから枯れるまで
5月初めに植え付けてから最初の2〜3週間は問題なく育ってきてどんどん葉っぱも茂ってきました。
ズッキーニは花も咲き始めたので、人工授粉も試みたりもしましたよ。
でも、1ヶ月たつ頃には葉が伸びなくなり、少しずつ萎れてきてしまったんですね。
その時に表面の土が乾燥していたので、最初は水不足かと思って水やりをしっかりしていたんですが、それでも勢いを取り戻すことなく、まもなくして枯れてしまいました。
こうまとめるとあっさり枯らしてしまったなという感じですが、他のプランター栽培は上手く育ったのに、ジュートプランター栽培がうまくいかなかったのには何か理由があると思うんですね。
なんでジュートプランターでの栽培が失敗したのか?
じゃあ、なぜジュートプランター栽培が失敗したのかということですけど、理由は次のようなことだと思います。
・水やりによって漏れた水と一緒に土や栄養分も流れ出てしまった
・水やりの量が多かった
・鉢底石を入れなかった
結局のところ水分と養分のコントロールがうまくいかなかったからだと思うんですね。
この2つはガーデニングを行う上で大切な要素ですよね。
なのに、うまく調整できないとなるとやっぱり植物は枯れていってしまうのも納得です。
それを踏まえて、ジュートプランターでの栽培を成功させるためにはどうしたらいいのか考察してみました。
ジュートプランター栽培を成功させるコツ
水やりの量に注意する
内側が保護されているものは自分で底などに穴を開けて排水路を作る必要があります。
たくさん開ける必要はありませんが、水がちゃんと排水されるようにしっかり穴を開けること、鉢底石を入れておくことが大切です。
一方、内側が保護されていないものだと編み目から水がどんどん漏れていってしまい排水性が良くなり過ぎてしまいます。
土の乾燥具合を見ながら水やりをする方が良いでしょう。
ジュートプランター自体には直接水をかけない
ジュートも自然素材なので水がずっとかかって湿った状態ですと、腐食しやすくなります。
なので、腐食を少しでも防ぐにはジュートプランターが水浸しにならないようにしておく必要があります。
土には水やりをしつつ、ジュートプランターには極力かからないように工夫してみましょう。
内側はビニールなどで保護されているものを選ぶ
上記の3点を解決する方法の手っ取り早い手段が内側が保護されている製品を選ぶということです。
内側がビニールで保護されてものの方が水の管理もしやすくなりますし、ジュートが直接土に触れないので、カビが生えたり、土壌の細菌に分解されて袋の劣化が進みにくくなるでしょう。
ジュートプランターに直接土を入れない
今回僕がやってみた方法ですと直接土を入れることで編み目から水だけでなく土も漏れ出してしまっていました。
なので、プラスチックのプランターなどをさらに一回り大きなジュートバッグで覆うような形にすればおしゃれ感は出つつ、土や養分の漏出の影響も抑えられるのではないかと思います。
また、中に入れたプランターだけに水やりすればジュートプランター自体のいたみも最小限に抑えられます。
ジュートプランター栽培 Q&A
最後にQ&A形式で今回僕がジュートプランター栽培で学んだことをまとめますね。
虫は寄ってくる?
虫はやっぱり来ます。
虫が袋を破るということはありませんが、袋の底にはナメクジやダンゴムシといったプランターの裏側にいるような虫たちはジュートプランターにもいましたよ。
ジュートプランターはどれくらいの耐久性なの?
使用する環境や素材の厚さにもよると思いますが、だいたい半年くらいで劣化が進んでくると思いますので、直接土を入れる場合にはワンシーズンで交換になるでしょう。
むしろシーズンが変わって新しい植物を植えるときに新しいデザインで新品のジュートプランターに植えられると思うといいのかもしれませんね。
ジュートプランターを長持ちさせるには?
・ジュートプランターに直接水をかけないこと
・内側が保護されているものを選ぶ
この2点に気を付けてみましょう。
ジュートプランター以外のガーデニング、家庭菜園の代替策はある?
一般的なプラスチックの箱型プランターの他には、
・培養土が入った袋をそのまま使った袋栽培
・不織布でできたプランターの栽培
・発泡スチロールでの栽培
などなどがありますよ。
手軽なのは袋栽培ですね。
【まとめ】ジュートプランターはおしゃれだけど、成功させるにはコツがある
以上、今回は僕の実体験を踏まえたジュートプランターを使った家庭菜園の方法、コツについてお伝えしました。
せっかくガーデニングするならおしゃれにかっこよく栽培したいですよね。
今回の失敗をもとに次回こそは成功させたいなと思っています。
皆さんにとってこの記事が少しでも参考になると幸いです。
今回は以上になります。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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