こんにちは、2人の息子たちと共に成長するタツパパです。
家庭菜園ってやってみたいけど子どもが小さい時は育児に手もかかるし難しいんじゃないの?
野菜が穫れる以外に何かメリットあるのかな?
確かに、水やりとか肥料あげたり収穫するまでに大変なこと多いよね。
でも、子どもと一緒に野菜作りをするメリットがあるんだ。
我が家では庭の花壇で家庭菜園を行っていますが、たしかに野菜作りは手間がかかります。
水やりや肥料をあげるだけでなく、雑草が生えてきたら草抜きしないといけないし、育てる野菜によっては他にもやらないといけないことがあります。
でも、子どもと一緒に野菜を作ることにはメリットもあるんです。
今回は、実際に僕が子どもと一緒に野菜作りすることで感じたメリット、論文を踏まえた子どもと一緒に行う野菜作りのメリットについてお伝えします。
家庭菜園をすることで得られるもの
家庭菜園って、土づくりをして、毎日水やりして、ときどき肥料もやって、とけっこう手間がかかります。
ですが、実際に僕自身が子どもと家庭菜園を行っていく中で、次のようなメリットを感じました。
1.野菜に関して興味が出てくる
2.野菜を好きになる
3.お手伝いすることに抵抗がなくなる
4.収穫による達成感を得られる
5.親子の共通の趣味になる
6.継続することの大切さを教えることができる
今回は上記のメリットについて詳しく解説していきます。
本記事を見れば、育児における家庭菜園のメリットが分かりますよ。
では、早速みていきましょう。
野菜に関して興味が出てくる
子どもは1、2歳頃から身の回りにある様々なものに興味を示します。
そのため、パパママが家庭菜園をしていることで野菜に対しても興味を持つきっかけになります。
・この野菜はどんな名前なのかな?
・どこを食べるのかな?
・どんな色かな?
・どんな形をしているかな?
・何個くらいなるかな?
・普段食べているものがどうやって育っているのかな?
このように、子どもが疑問に思ったことに対し答えてあげるのもいいし、色や数であればクイズ形式で教えることもできますよ。
また、家庭菜園で学んだことをきっかけにスーパーで買い物に行った時にもどんな野菜を売っているのかとか、家で育てているものと同じ野菜があるのかなどといったことに感心を持つきっかけにもなります。
野菜の旬についても知るきっかけにもなりますよ。
野菜を好きになる
食感とか味とかで野菜が嫌いって子どもも多いと思います。
でも、一緒に育てた野菜であることを話しながらパパやママが美味しそうに食べていると、子どもも進んで食べてくれるようになりました。
また、家庭菜園の経験と野菜の嗜好についての関連をテーマにした研究が行われており、トマトの家庭菜園経験がある場合では次のようなことが判明しています。
幼児の家庭菜園経験は彼らのトマト嗜好や食に関する興味/関心と関連することが示唆された。
幼児における家庭菜園経験と野菜嗜好および食に関する興味/関心との関連 ─自宅で育てたトマトを食べた経験に着目して─,木田ら,日本食育学会誌,12(3),211-217,2018
お手伝いすることに抵抗がなくなる
野菜を育てるためには日々いろんなことをする必要があります。
例えば、
- 水やり
- 草むしり
- 石取り
- 肥料をやる
- 間引き
などが挙げられます。
もちろん小さな子どもに全部してもらうことはできませんが、水やりや間引きの簡単な作業であれば一緒に取り組んでもらえます。
そうやって作業を手伝ってもらうことで他のことも含めてお手伝いをすることに抵抗がなくなり積極的に行ってくれるようになりました。
収穫による達成感を得られる
やっぱり家庭菜園の醍醐味は自分たちで育てたものを収穫することにあります。
少ししかできなかったり、形や色付きがイマイチだったり、虫に喰われていたりなんてこともあります。
でも、子どもと一緒に育てて、収穫できた時はやっぱり嬉しいです。
最初は何もないところから作り上げるということの大変さ、喜びを知る場にもなります。
親子の共通の趣味になる
子どもが小さいうちは一緒にできることって限られますよね。
ですが、家庭菜園なら一緒に水やりをしたり、収穫したりできてお互い楽しめる趣味になるかもしれません。
また、子どもが大きくなって別のことに興味が移っても、パパやママの趣味として継続することもできるのもいいですよね。
継続することの大切さを教えることができる
野菜を育てて収穫するまでには長い時間がかかります。
放っておけば枯れてしまうし肥料を与えなければ大きな野菜はできません。
野菜を収穫するためには水やりや肥料をあげるなど日々の積み重ねが必要なのです。
このように家庭菜園を通じて継続していくことの大切さも学べます。
家庭菜園初心者におすすめの野菜は?
最後に、実際に僕が育てたことのある野菜の中で、おすすめの野菜3種類をご紹介します。
ミニトマト
家庭菜園といえばミニトマトを想像する人も多いんじゃないでしょうか。
それくらい馴染みがあるほどミニトマトは育てやすいです。
ホームセンターですでに苗になった状態で販売されていることも多く、植え付けるだけでOKのものが多いです。
また、たくさん収穫できるという点でも満足度の高い野菜です。
注意点としては水やりのし過ぎは良くないという点です。土の表面が乾いてからたっぷり水やりすることがポイントです。
ねぎ・わけぎ
鍋や味噌汁などの具材であったり、薬味として使われることの多いねぎやわけぎですが、株を残しておけば、切ってもまた新しく生えてきて長期間収穫を楽しめます。
また、冬の栽培であれば、あまり水やりをしなくても勝手に育ってくれるという点でも楽です。
春菊
お鍋やサラダ、天ぷらなどとして食べられる春菊も育てやすいです。
種から育てていきますので、成長途中で間引きが必要になってきますが、間引いた株もおひたしなどにして食べることができるため、無駄なく育てることができます。
そして1株が結構な大きさになりますので、経済的なのもポイントです。
まとめ:まずは簡単な種類から家庭菜園を始めてみよう
今回は家庭菜園の育児に関するメリットについてお話ししました。
興味はあるけど、始めるのはちょっとハードルが高いという方は、まずは簡単に栽培できるものから始めてみるのはいかがでしょうか?
始めてみると子どもだけでなく、意外とパパママ自身も楽しめますよ!
今回は以上になります。最後までご覧いただきありがとうございました。
コメント